サクランボを守るぞ!

201406_957右のような立派な(大きくはないがウマい)サクランボが赤くなった来ました。
同時に鳥の声が賑やかになってきたのです。
まずいぞ。

いつもは少ししかならなくて鳥のおやつ専用といってもいいサクランボですが、今年は大量になっている。人様の口にも入るほどあるのです。
たまには持ち主が食べたいものです。

人が近づけば大概は逃げ去りますが、中には声を出しても知らん顔のズーズーしい奴もいます。スズメが多いけど、ヒヨドリも混じっている。

ますますいかん!

さあ来い、ズドンだ(ウソ)
かぶせた缶は雨よけ対策

鳥の追い払いもできるのだ

そういえば「シカにゲンコツ」で、庭の木にくるキツツキを追っ払うという話を聞きました。
「なるほど。その手があった」と、早速くいを立てて一番上に「シカにゲンコツ」を縛りつけ、リリースレバーに結んだ糸を窓枠から部屋の中に張りました。
鳥の声がにぎやかになったときに、糸をひっぱるという算段です。

声が大きくなったとき糸を引っ張った。
「パン」と鳴ったとたん、バザバサと鳥が一斉に逃げ去りました。
やったぞ。
ちなみに家の反対側の軒先のツバメ一家は、何事もなかったかのように子育てを続けています。

でもパッと逃げても、すぐまた飛んでくる。以外にオバカなのかもしれない。
いや、別な鳥なのかもしれない。とにかく鳥は沢山いるようですから。

鳥はすぐ逃げるので、音的にはミニ雷管でもいいかもしれない。

ミニ雷管でテスト

次の日の朝、早速ミニ雷管を装着しました。
チュンチュンとにぎやかに声が聞こえだしたときに糸を引きます。
「パン」と音がして、鳥がばたばたと飛び去りました。
いけますね。ミニ雷管でも充分です。
そこら中の鳥を追い払うのでなく、サクランボの木にいる連中さえいなくなればいいのです。
もっとも隣のカヤの木の鳥もいなくなりました。聞こえる範囲の鳥は飛び去ったようです。

火薬量は、一枚あたり競技用紙雷管が0.07g、ミニ雷管が0.01gです。
音としては、ミニ雷管は競技用紙雷管の三分の一くらいの感じです。費用も三分の一くらいですね。

鳥は中型獣より大型獣より脅し回数が多い

シカやイノシシは、一度かかるとしばらく来ないので火薬はそんなに減りません。しかも、糸を発見すると手前で戻るので火薬はますます減りません。

ハクビシンやたぬきは、食物の執着がとても強いので、2日に3回くらい食べに来ます。
でも、実った時だけしか食べにこないので、トウモロコシならお盆のころの収穫期間だけ追い払えばいいのです。食べる前に確かめにくるので、そのとき仕掛ければ大概効果があります。まとめて使うことになりますが、期間が短いのでそんなに火薬は使わないですみます。…でも大型獣よりは多く使うことになります。

ところが鳥は追い払っても追い払っても懲りません。気が向いたら飛んでくるという感じです。一羽が取り付くと仲間もすぐにくるようです。
ですから、結構、「パン」「パン」と鳴らすことになります。
サクランボが実るのは何日もかかるし、ミニ火薬で充分であればリーズナブルでありがたいです。

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2014年6月2日 by ぽこた