クマにゲンコツ?

クマに人が襲われる被害が秋田県で出ている。岐阜県飛騨市、会津若松市、島根県浜田市でも人が襲われた。山形市や寒河江市ではサクランボの被害がでている。

長野県の北部、上高井郡でも、クマが現れ困っている。
猟友会がクマ対策に「シカにゲンコツ」を試し、いけそうだと判断してくれた。

試験を依頼した行政が、「シカにゲンコツ」でクマ対策を実施するとのことで、見積りを依頼された。クマの追い払いで役に立てるなら、うれしい限りである。

「シカにゲンコツ」ならぬ、「クマにゲンコツ」になるかもしれない。
猟友会によると、火薬の臭いが良いらしい。

2016年はクマの被害が多い。東北では根曲がり竹を採取するために入山した人たちが襲われている。東北以外では工事で山に入った人や渓流釣りの釣り人も襲われた。収穫前の果樹を食べに人家近くに現れるクマもいる。

熊が近づかぬように鈴やラジオの音を

熊が近づかないように鈴やラジオで音を立てると良いといわれているが、それは人に出会ったことのないクマの場合である。人間を襲うクマは音で人がいることを知り襲ってくるので注意が必要だ。
アラスカでもキャンプをしてクマよけに爆竹を鳴らす人間がいるが、銃の音がすれば人間が獲物を倒したと学習したクマが、爆竹の音を聞いて忍び寄り、ときには人を襲うという。

2016年6月21日 by ひょんた