度重なる野生鳥獣に作物を荒らされ、食い物の恨みをバネに、考案、改良を重ね完成した撃退器です。
「シカにゲンコツ」は、主にシカ、イノシシなどの大型獣向け、「たぬきギャフン」は、ハクビシン、タヌキ、アライグマなどの中型獣を対象にしています。
使い方はいたって簡単
- 悪さをする動物の歩く道(けもの道)を探します。
- 「シカにゲンコツ」を地面にさします (Youtube)。
- ケモノ道をとうせんぼするように、「シカにゲンコツ」の糸を張ります。
- 火薬を装着します。
長期間設置するときは
ミニ雷管、競技用紙雷管は、火薬を覆層密閉し防水剤を塗布して性能劣化の対策を施してありますが、完全防水ではありません。でも、簡単な湿気対策 (Youtube)で、長期間設置が可能です。
- 薄いポリ袋を5cm角くらいにちぎります。
….スーパーで、濡れた豆腐などをくるむ薄いポリ袋が最適です。 - ミニ雷管、競技用紙雷管をちぎったポリ袋でくるみます。
…1回くるめば大丈夫です。ぐるぐる巻きは逆効果です。 - くるんだ火薬を火薬皿にいれ、装着します。
効果は絶大。放置して冬を越した「シカにゲンコツ」に、春、引っかかったら鳴るほどです。
現場でポリ片で火薬を巻くより、前もって家で紙雷管にポリ片を巻いたものを作っておいて、現場では火薬皿に入れるだけにしたほうが楽です。
実際にシカを撃退する様子です
雨で濡れるのが心配なら
「シカにゲンコツ」、「たぬきギャフン」は少々の雨は耐える作りになっていますが、心配なときは、雨対策をしてください。
- ビールやジュースの空きかん(350ml)をハサミで切ります。
- 缶の底の部分を「シカにゲンコツ」にかぶせます。
「湿気対策」と「雨対策」(Youtube)は、効果が持続するため、安心して長期間利用することができます。
.