幼木を守る

ミカンの幼木

浜松でミカン畑でシカの対策のために購入なさったお客様がいらっしゃいました。
10本ご入用だと聞き、いくらなんでもそんなにはと思い、いろいろ対策の工夫をお話していると、ミカンの幼木を守りたいととのこと。
そのときは、普通の畑になぜ10本もと不思議でした。

畑の北側に、ぽろたん2本と丹沢2本の栗の木を植えました。
順調に育ち、3つ4つの実がなるまでに成長し、喜んでいましたが、1月に中央のぽろたん1本が折れているのを発見しました。
シカが直系2センチほどの幹をかじって折り、折った栗の木をさらにかじったあとがあります。

栗の幼木を守るぞ

おのれシカめっです。冬の真っ最中で油断していました。
折られた栗の幼木を削って接ぎ木のように合わせ、しっかりと縛って固めました。
作業をしながら、そうか、幼木を守るとはこういうことかと、思い出したのが浜松のお客様です。
さっそく、シカにゲンコツを立て、糸を周囲に巡らしました。
一度は鳴りましたが、以後は近づいてこないようです。
写真がなくてすみません。

2020年4月15日 by ひょんた