「シカにゲンコツ」「たぬきギャフン」ともに、長期間仕掛けておけば、雨も降ります。
「置きっぱなしにしたら火薬が湿気てしまった」「夏の夕立や豪雨で火薬がダメにならないかな」という心配があるのは当然です。
そこはぬかりがありません。雨や湿気の対策はあるのです。
シカにゲンコツ「雨にもマケズ」の仕掛け方
湿気対策は
火薬を薄いポリ袋包みます。
薄いポリ袋くらいの厚さのポリ(ポリエチレンフィルム)で火薬を包みます。
スーパーのレジをでたところに大概ある、豆腐や魚がほかの商品を濡らさないようにいれるポリ袋の厚さがちょうどピッタリです。
セロテープで防湿を試しましたが、失敗でした。
セロテープは吸湿性があるので、防湿防水には不向きでした
セロテープは吸湿性があるので、防湿防水には不向きでした
大きさは縦横ともちぎった火薬の3倍程度、6cm x 6cmくらいあれば十分です。
火薬の玉のほうをポリの上に置きます。あとはアメのよう両端をねじって完成です。
設置場所でちぎって包むのは少し面倒かもしれません。
家でポリを切ってくるんでおけば、現場では手間入らず。取り出して火薬皿にセットするだけで済みます。
雨対策は
雨対策は、「シカにゲンコツ」「たぬきギャフン」にカンカラをかぶせればオーケーです。
最近のアルミ缶は薄いので、紙を切るハサミでも切ることができます。
切り方のコツは、下側から切ると簡単です。
はさみの上の刃を缶の中に入れ、下の刃を缶の外に出して切るやり方です。
下の刃を缶に突き刺して、上の刃を見ながら切るとなかなかまっすぐ切れません。
文章での説明が難しいのですが、一度やっていただけば、すぐにおわかりになると思います。
追加:湿気対策と雨対策をパンフレットに載せました。写真を見ていただくほうがわかりやすいと思います。