「シカにゲンコツ」の心理柵であり、その効果は馴致によって生じるという記事を載せたのだが、それを実際に行っている様子を撮影することができた。
糸でシカが止まった
最初のシカは歩きが速く、カメラが起動する前に中央まで進んでしまった。
カメラの動画撮影の開始は被写体感知してから1秒かかる。
このときの感知は広角センサーなので、シカは6m以上を1秒で進んでいたことになる。
驚くべき野生の力
このとき「シカにゲンコツ」で張っていた糸は釣り糸で、透明な3号の道糸であった。
最初のシカは、身体が糸に接触した可能性もあるが、2頭目と3頭目は夜間にもかかわらず明らかに糸を認識しているようである。